ワイヤロープ(ワイヤーロープ)用のプレス機は、市場規模もある程度限られていて製品寿命も長いため、初期投資が多少高くても、加工製品の品質ならびに安定供給のためには国内一流メーカー製品を採用するのがより安心です。
長い歴史のあるワイヤロープ業界では海外ブランドのプレス機やクランプ管(ロック管)も存在しますが、万が一の故障や不具合の時には、修理用部品の確保や技術者派遣の問題によりどうしても国内メーカーのようなアフタサービスを期待しづらいのが実情です。弊社は、LD-2000型プレス機をはじめ国内随一のワイヤロープ用プレス機メーカーである株式会社泉陽の製品や、東京製綱株式会社のトヨロック管に象徴されるような考えうる最良の機器・材料を使って、安心してお使い頂ける製品の提供を心掛けています。
ワイヤロープ(ワイヤーロープ)は、ロープという性質上長さの管理が非常に重要になります。特に長尺のものでは、短すぎるのはもちろんですが長すぎても不都合があります。そこで平成13年に弊社用に特別に設計・製作した、ターンテーブル/検尺機/巻取機/操作表示盤の各部からなるコンピュータ制御式の自動検尺巻取・記録装置を新たに導入しました。
通常、ワイヤロープには防錆・潤滑用にグリスが塗布されているため、どうしても検出機構に滑りが生じ正確な測長が困難でした。本装置ではこの点が画期的に改良され測長誤差を大幅に減らし、より正確な切断が可能となりました。
また、作業者と作業内容が記録されるので作業ミスの軽減にも役立っています。これによりお客さまには長過ぎる事などによる余計な心配をお掛けせず、弊社もより無駄のない商品管理が出来るようになりました。
巻き取り角とは、ワイヤロープ(ワイヤーロープ)を巻き取る際に、ワイヤロープドラム(木枠)にロープが巻き込まれる方向とドラムの回転軸にロープの送り出し部の中心から下ろした垂線とのなす角をいいます。この角度を1.5゜以内になるようにすれば、ロープは整列巻きとなります。この角度よりも大きくなりすぎますと乱巻きとなり、またロープがドラム端に近づくとロープが乗り上げるといった事が起こります。
弊社のロープ巻取機には、ドラムの回転速度とスクリューギアを応用したロープ送り出し部の移動速度とを自動調節し、巻き取り角を常に最適に保つ機能を持ったものを採用しています。
また、太径・長尺化へシフトされつつあるロープ業界の現状に対応するため、同機能を持った大径ドラム対応の大型巻取機とターンテーブルを設置しています。
なお大型巻取機は、本体横方向と回転軸が可動式となっておりドラムサイズに応じて柔軟に対応できるよう工夫されています。